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インフルエンザ学級閉鎖の基準まとめ!文部科学省の見解は?

12月~2月にかけて、全国でインフルエンザでの学級閉鎖のニュースがテレビやラジオで報道されますよね。今年もその季節がやってまいりました。

 

空気が冷たく、乾燥するので、様々なウイルスが空気中に広がってしまいます。インフルエンザウイルスもその1つ。お子さんがいる方は他人事ではありませんね。

 

いったいインフルエンザ学級閉鎖の基準はどうなっているのでしょうか?文部科学省の見解は?

 

今回はインフルエンザ学級閉鎖の基準と、学級閉鎖になった場合の対処方法などについて、下記の順番でまとめていきたいと思います。

 

・インフルエンザ学級閉鎖の基準は?
・地域によってインフルエンザ学級閉鎖の基準は違う!
・もしインフルエンザで学級閉鎖になったら?

 

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インフルエンザ学級閉鎖の基準は?

教室

 

インフルエンザ学級閉鎖の基準については、文部科学省からは何の見解も出されていません

 

インフルエンザで学級閉鎖が実施される時には、学校保健安全法という法令が基準になっています。なお、法令内においては「学級閉鎖・学校閉鎖」という言葉は使われていません。「臨時休業」と表記されています。

 

 

・学校保健安全法第20条(臨時休業)
学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に、学校の全部又は一部の休業を行うことができる。

 

・学校保健安全法施行規則第18条(感染症の種類)

学校において予防すべき感染症の種類は、次のとおりとする。

 

一 第一種 (略)

二 第二種 インフルエンザ(特定鳥インフルエンザを除く。)、百日咳、麻しん、流行性耳下腺炎、風しん、水痘、咽頭結膜熱、結核及び髄膜炎菌性髄膜炎

 

この場合、学校の設置者は教育委員会を指します。しかし、校長が校医に相談して教育委員会に報告を上げ、それを受けた教育委員会が権限を行使します。

 

それゆえ、実質的にはインフルエンザによる学級閉鎖は校長の判断によるものと考えて差し支えないでしょう(^-^)b

 

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地域によってインフルエンザ学級閉鎖の基準は違う!

日本地図

 

実質的には校長の判断によって実施される学級閉鎖ですが、その校長の判断基準は地域によって異なります

 

東京都においては

新型インフルエンザに関する東京都の対応等について(第178報)

(都立学校の臨時休業の基準等について)臨時休業の基準

 

学級閉鎖は、当該学級の児童・生徒のおおむね10%以上がインフルエンザ様疾患で欠席した場合に検討し、休業期間は4日間を原則とする。

としております。

 

 

大阪においては

平成24年10月26日の事務連絡

 

感染症発生時の臨時休業等の基準は、当該学級において、感染症に罹患した児童生徒等がおよそ5人(在籍者数の約15%から20%)に達したときを一応の基準として学級休業を実施する。

となっております。

 

北海道においては

教学健 第1285号 平成22年1月12日で

臨時休業等の範囲学級閉鎖

 

同一学級内において、A型インフルエンザと診断された幼児児童生徒及びインフルエンザ様症状を有し欠席している幼児児童生徒が当該学級の在籍者数のおおむね20%に達した場合
(ただし、幼児児童生徒数が20名未満の学級にあっては4名以上となった場合)

としています。

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他にも自治体ごとに基準を設けている教育委員会はありますが、たいへんにザックリと大雑把に言ってしまうと、

 

だいたい20%以上欠席者が出たら学級閉鎖にしたいところだけれど、それでは1クラス4人の学級は1人でも休んだら学級閉鎖になってしまうし、授業日数的な余裕も考えなくてはいけないから、あとは校長が判断して下さい

 

といったところでしょうか。

 

 

確かに1クラスの編成人数は地域によって格差がありますし、授業日数に不足が生じた場合は春休みに振り替え登校を実施したりしなくてはならなくなりますから、一概にガイドラインを作るのは難しいのでしょう。

 

もしもクラスの20%以上の人がインフルエンザで休んでいるのに学級閉鎖にならないとしたら、授業日数不足を考えて下さい。

 

学校側が、不足する授業日数を後日に確保することが難しいと判断した可能性があります。

 

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もしインフルエンザで学級閉鎖になったら?

 

もしも学級閉鎖になってしまったら、子供をどのように過ごさせればよいのでしょうか?

 

既に自分のお子さんにインフルエンザの症状がある場合は…大変ですね。速やかに病院で受診しましょう。

 

子供に症状がある時

しっかり水分補給させ、消化によさそうな食べ物を少しずつ食べさせてあげるようにして下さい。

 

また加湿器などを利用し部屋の湿度を、50~60パーセント程度にしておきましょう。

 

他の家族への感染を避けるために、看病の際もしっかりマスクをし、子供を別の離れた部屋に安静にしておくほうがいいでしょう。

 

その他については下記の記事をご参考下さい。

 

インフルエンザの予防接種をしたのに感染・発症するの?対処法は?

 

 

子供に症状がない時

もし運よくお子さんにインフルエンザの症状が無い場合。この場合においても、もしかしたらインフルエンザに既に罹患しているかも知れません。

 

潜伏期間中のため、症状が現われていない可能性があります。インフルエンザの潜伏期間の目安は3日程度と言われていますので、この3日は安静にしておきましょう。

 

外出について

 

学級閉鎖中は外出をして新たにインフルエンザに罹患することを予防するため、外出は控えるようにします。学校側からも外出禁止を言われている場合が多いと思います。

 

止むを得ず外出しなければならない時はなるべく人混みを避け、予防のためにマスクを着用し、帰宅後は必ずうがいと手洗いを忘れないようにしましょう。

 

また、室内の温度と湿度の管理にも十分配慮をして下さい。

 

下記の記事も参考にしてください。

 

インフルエンザウイルスを予防するなら湿度管理?死滅させる対策

 

 

【関連記事】
インフルエンザ予防接種はいつから?効果や副作用は?
インフルエンザ予防接種後の副作用と症状は?熱や腫れについて
鼻うがいのやり方とコツって?効果抜群だけど危険性もある?

 
インフルエンザ学級閉鎖の基準と、学級閉鎖になった場合の対処方法などについてまとめてみました。

 

こうしてみると、学校側も学級閉鎖については、実施しないで感染を拡大してしまうリスクと、実施して授業日数が不足するリスクと、どちらを取るか難しい判断に迫られていることがわかりますね。

 

どちらのリスクを負わないためにも、普段から生徒各人が予防に努めることが大切ですね。

 

インフルエンザの予防接種を受けて、早めに予防対策をとっておくことも先手を打つ良い方法ですよ(^-^)b

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