季節お役立ち情報局

生活の知恵、雑学、役立つ知識が自然に身につく情報配信中!

*

鼻水が止まらない原因と止め方。サラサラや黄色の理由は?眠れない時は?


Sponsored Link

花粉症でもないのに、朝起きたら鼻がグシュグシュ。

 

「あー、風邪ひいたかな」と、鼻水がで始めたらそう思いますよね。ほかに風邪の症状がなければ、単なる「鼻風邪」と考えることでしょう。

 

鼻水が出てくると、頭はぼーっとするし、鼻が常にムズムズして気持ち悪いし、鼻をかみすぎると耳が痛いし、鼻の下が赤くなって痛くなる・・・何とも厄介な代物です。

 

しかし同じ「鼻水」でも、種類がいろいろありますよね。サラサラで透明の鼻水、粘り気のある鼻水、黄色や緑がかった色の鼻水など。

 

この違いや原因は何なのでしょうか。鼻水の色によって大きな病気が隠れていたりするのでしょうか。

 

今回は、鼻水が止まらない原因や止め方、鼻水の状態別の原因などについてご紹介します。

 

 

Sponsored Link

鼻水が止まらない原因は?

鼻水をかむ女性

 

そもそも鼻水はどうして出るのでしょうか?

 

それにはまず、鼻の働きについて知る必要があるでしょう。

呼吸のため

 

人間は呼吸をする時、鼻から息を吸って吐き出しています。例えば鼻が詰まっていると「口呼吸」になりますが、喉が乾燥してイガイガしてきます。

 

鼻で呼吸をする方が自然ですし、体のためにも良いのです。

 

気道を守る役割

 

空気中には、さまざまなチリ、ホコリ、病原菌やアレルゲン物質などの異物があり、呼吸をすると体内に侵入してきます。それを阻止する防御壁のような役割を果たしています。

 

そのほか、冬の冷たい空気を直接吸い込むと気道を傷つけてしまいますが、鼻を通ることによって、温めて体に送る働きがあります。

 

嗅覚

 

人間の五感の中でも嗅覚を司る部分です。いろいろな臭いを嗅ぎ分け、時には危険なモノを察知する、重要で大切な役割を担っています。

 

鼻水が出る原因は?

では、どういう時に鼻水が出るのでしょうか。

 

それは、鼻から異物が侵入してきたら、それを察知して粘膜が鼻水を出し、その異物を外へ排除しようとするからです。

 

鼻水が出てなかなか止まらない、という時に考えられるのは、まずは風邪ですね。

 

空気中にあるウィルスや細菌を吸い込んでしまうことで、それを排除しようと粘膜から鼻水がたくさん分泌され止まらなくなります。

 

鼻の粘膜が過剰に刺激されると、いわゆる「鼻風邪」と呼ばれる急性鼻炎の症状が出てくるのです。

 

例えば、ちょっとしたチリ・ホコリなどを吸ってしまった場合も、くしゃみや鼻水を出して体内から排出しようとしますが、一時的なものですのですぐに止まりますよね。

 

しかし、風邪の元となるようなウィルスや細菌を吸ってしまった場合は、それを体内から出すまで鼻水は出続けるということですね。

 


鼻水の止め方は?

女性 看護師さん ポイント

 

鼻水が出てなかなか止まらない理由は分かりました。でも鼻水が止まらないと本当に辛いですよね。

 

頭がぼーっとして物事に集中できない、食事の味もよくわからなくて美味しく食べられない、しょっちゅう鼻をかむので鼻の下が赤くなり痛いなどなど。

 

生活にも支障が出るので、できるだけ早く鼻水を止めたいですよね。その方法をご紹介します。

 

鼻をかむ

とにかく出る鼻水は、かんで外に排出する!

 

なぜなら、鼻水は侵入してきたウィルスや細菌を外に排出するために出ているので、鼻をすすってしまってはダメなんです。細菌を体内に戻してしまうことになります。

 

鼻をかむ時は、片方ずつ、ゆっくりとかみましょう。思いっきりかむと耳を痛めてしまいます。

 

薬を飲む

薬局で薬剤師さんに相談し、自分の症状に合った薬を買って飲みましょう。

 

もっと早く止めたいなら、病院を受診し、医師に処方箋を出してもらうことをおすすめします。

 

ツボ押し

車を運転するし、細かい作業もしなくちゃならない。薬を飲んで眠くなったら大変!ほかに良い方法はないの?

 

という場合は、鼻水に効くツボを試してみては如何でしょう?とても効くようですよ(^^)

 

『鼻水を薬を使わずに止める方法!』

 

鼻うがい

花粉症の患者さんがよく行う、「鼻うがい」です。

ぬるま湯(200ml)に食塩(小さじ半分)を混ぜ、食塩水を作ります。次に、片方の鼻を押さえ、もう片方の鼻から食塩水を吸います

食塩水は喉や口に流れていくので、それを吐き出します。こうすることで、鼻の中が楽になりますよ。

 

Sponsored Link

サラサラした鼻水や黄色の鼻水が止まらない原因は?

鼻水をティッシュでおさえる女性

 

鼻水の中には、まるで水のようにサラサラで、放っておくとポタポタ垂れてくる透明な鼻水と、黄色や緑色などで粘り気のある、ドロッとした鼻水がありますね。

 

この違いについてみていきましょう。

 

サラサラの鼻水は?

まず「鼻風邪」をひくと、サラサラの鼻水が出始めます。これがなかなか止まらず、この症状が1〜3日ほど続くと、だんだん粘り気のある鼻水に変化していきます。

 

それが2、3日続き、そして最後にドロッとした塊のような鼻水になって止まっていきます。

 

こうなると、風邪が治ったと言えるでしょう。

 

鼻水の色も、透明〜白っぽい色に変化する場合は、あまり心配する必要のない風邪のことが多いですよ。

 

黄色や緑がかった色の鼻水は?

しかし、粘り気のある鼻水に、黄色や緑がかった色が付いている場合はどうなんでしょう?

 

この黄色や緑がかった色は、強い細菌と戦った白血球の死骸です。

 

つまり、黄色や緑がかった色の鼻水が続いた時には、強くて悪い細菌を体内に入れてしまい、体がその細菌とよく戦ってくれた、ということになりますね。

 

鼻水の色別の症状はこちら

病院の医師が患者さんを診断する際、この鼻水の状態を見て判断材料にするといいます。

①水のようなサラサラな鼻水・・アレルギー性鼻炎

 

②ネバネバした粘り気のある鼻水・・慢性副鼻腔炎

 

③ドロッとした膿状の鼻水・・急性鼻炎

 

④血が混じった鼻水

・鼻をかみすぎた事により、毛細血管が切れて出血したもの。

・鼻腔腫瘍

・ガンの可能性

 

など。

鼻水の色や状態によって、それが細菌感染によるものなのか、単なる鼻風邪なのかが分かるのですね。

 

もちろん、鼻水以外のほかの症状も併せて考える必要もあります。

 

鼻水で眠れない時の対処法は?

笑顔でポイントしぐさ 女性看護師さん

 

鼻水がなかなか止まらないと、夜もゆっくり眠れなくて辛いですよね。

 

起き上がっては鼻をかみ、ゴミ箱はティッシュの山。それだけで疲れてしまい、安眠どころではありません。

 

こんな時は、寝る前に「眠くなる成分の入った薬」を飲んで寝るのもいいと思います。

 

しかし、それでも飲んですぐに効くわけではないので、寝付くまでが辛い。

 

こういう時にピッタリの対処法があるんです。

 

それは、「口に水を含む」という方法です。

まず、口の中に水を含みます。

 

しばらくそのままでいると、鼻の中にある鼻水が口の方に流れてきます。そうしたら、含んだ水と一緒にゴクッ!と飲み込みます。

 

こうすることで、鼻の中が通ってきます。

実に簡単で単純な方法なので、試してみる価値はあると思いますよ。

 

いつでも鼻水をかめるようにティッシュを持ち歩きましょう!

街中で鼻をかむ若い女性

 

【関連記事】

風邪(鼻水・喉・頭痛)に効く食べ物飲み物は?薬を使わない治し方!

鼻づまりの原因と解消法。鼻詰まりを一瞬で治すツボや方法は?

鼻づまりで眠れない時の対処法。子どもや赤ちゃんの解消法は?

鼻うがいのやり方とコツって?効果抜群だけど危険性もある?

 

鼻水が止まらない原因や止め方などをお送りしました。

 

鼻水は、風邪の症状の中でも厄介な症状の一つですよね。

 

喉の痛みや頭痛なら、我慢さえしていれば他の人に迷惑をかけたり悟られることもありませんが、鼻水だけは周りに分かってしまいます。

 

人前で思い切り鼻をかむこともできず、ついついすすってしまったり、鼻水がツーっと垂れてきて、恥ずかしい思いをしたり。

 

でもそんな時は、恥ずかしがらずに鼻をかんでください。鼻をかんで鼻水と一緒に細菌を外に出すのが一番の対処法です。

 

そして薬を飲んでゆっくり休み、早く治してくださいね(^^)

Sponsored Link