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八戸えんぶり2017の日程と見どころ。歴史は?交通規制情報。

えんぶりとは、東北地方で広く行われているお祭りで、新春の豊年祈願の芸能です。中でも青森県八戸市を中心とした八戸えんぶりが盛大で、約800年以上の歴史がある伝統芸能であると言われています。

 

八戸えんぶりは毎年2月に、4日間にわたって開催され、多くの観光客で賑わうんですよ。国の重要無形民俗文化財に指定されており、みちのく五大雪まつりにも数えられています。

 

元々は田植え踊りから発祥したというえんぶりは、その舞がとても優雅で、勇壮華麗。えんぶりの合間に行われる子供たちの祝福芸も可愛らしく、おめでたい舞の演目が続きます。

 

まだ雪深い八戸で行われるえんぶりは、一足早い春を告げる風物詩。そこで八戸えんぶり2017の日程や、アクセス情報などを交えて、八戸えんぶり2017の観光情報をお届けしますね。

・八戸えんぶりとは?2017年の日程は?
・八戸えんぶりの見どころ。会場案内図えんぶりマップを事前入手。
・八戸えんぶりの歴史について
・八戸えんぶりのアクセス、駐車場情報。期間中の交通規制について
・お庭えんぶり、えんぶり公演チケット情報

 

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八戸えんぶりとは?2017年の日程は?

 

日程:2017年2月17日(金)~20日(月)

 

・主なイベントスケジュール

月 日 主なイベント 場 所 備考
2月17日(金) 奉納摺り 長者山新羅神社
えんぶり撮影会
えんぶり行列 八戸市中心街
一斉摺り
参拝 三八城神社
御前えんぶり 市庁前市民広場
えんぶり公演 八戸市公会堂 有料
かがり火えんぶり 市庁前市民広場
お庭えんぶり 更上閣 有料
2月18日(土) 史跡根城えんぶり撮影会 史跡根場の広場 有料
えんぶり一般公開 市庁前市民広場
かがり火えんぶり
お庭えんぶり 更上閣 有料
2月19日(日) 史跡根城えんぶり撮影会 史跡根場の広場 有料
えんぶり一般公開 市庁前市民広場
かがり火えんぶり
お庭えんぶり 更上閣 有料
2月20日(月) えんぶり一般公開 市庁前市民広場
かがり火えんぶり
お庭えんぶり 更上閣 有料

※2017年のスケジュールは、2016年より一部変更になっていますのでご注意下さいね。

 

八戸えんぶりとは?

八戸えんぶり

 

八戸えんぶりは、八戸に早春を告げる祝い芸能で、元々は豊作祈願のための田植え踊りの一種であったと言われています。

 

八戸えんぶりの踊りは「摺り(すり)」と呼ばれ、摺り始め、中摺り、摺り納めという3つの部曲から構成されます。

それぞれの摺りの間には祝舞(しゅくまい)と言われる「松の舞」「恵比須舞(えびすまい)」「大黒舞(だいこくまい)」や稚児による「エンコエンコ」と呼ばれる舞、田植えの様子を滑稽に踊る「田植万才」などの余興の舞が踊られます。

八戸えんぶり 太夫 踊り

 

えんぶりは3~5人の太夫(たゆう)と呼ばれる踊り手と、囃子方、唄い手など20~30人で構成され、八戸市内には33組のえんぶり組が存在します。

 

太夫は農耕馬の頭を模した華やかな烏帽子(えぼし)を被り、頭を大きく振りながら勇壮な舞を披露します。

 

太夫の手には金輪をつけた「ジャンギ」と呼ばれる棒を持って踊りますが、このジャンギが元々は田植え前の田んぼをならすのに用いる柄振(えぶり)という農耕器具だったことから「えぶり」が訛って「えんぶり」と呼ばれるようになったそうですよ。

 

八戸えんぶりの見どころ。会場案内図えんぶりマップを事前入手。

奉納摺り

八戸えんぶり 奉納摺り

 

2月17日の早朝(07:00)に、33組の全えんぶり組が勢揃いし長者山新羅神社の本殿にて、摺りを奉納します。

 

神前で行われるえんぶりは、えんぶり本来の厳かな雰囲気で、観ている者を魅了します。

 

えんぶり行列・一斉摺り

えんぶり行列 一斉摺り

 

長者山新羅神社にて奉納摺りを終えると、各えんぶり組は八戸市街地を、行列を組んで練り歩きます。

 

この後、中心街にて一斉摺り。

八戸えんぶりの最大の目玉とも言える一斉摺りは圧巻です。

 

御前えんぶり・えんぶり公演

御前えんぶり えんぶり公演

 

御前えんぶりとは、その昔、殿様の前で踊ったえんぶりの名残り。

 

市庁前市民広場にて、八戸市長をはじめとする関係者の前でえんぶりを披露します。

 

えんぶり組は毎年当番制で7組が披露。一般客も観覧できるので、じっくり観たい方にはおすすめです。

 

えんぶり公演は、八戸公会堂で行われ、こちらも毎年当番制。

こちらもえんぶりの魅力をじっくり堪能できるおすすめの場所。

 

公演は3回行われます。

ただし観覧席は有料で、事前にチケットの購入が必要です。

 

えんぶり一般公開・かがり火えんぶり

かがり火えんぶり

 

えんぶり一般公開とは、市庁前市民広場の特設ステージにて、昼間に行われるえんぶりのこと。

 

期間中、毎日日替わりで数組のえんぶり組が摺りを披露します。

どなたでも無料で気軽に観覧できるので、非常におすすめ。

 

かがり火えんぶりは市庁前市民広場にて、夜に行われるえんぶりのこと。

 

かがり火にきらめく太夫の烏帽子や、夜の空気に響き渡るお囃子は昼間とはまた違って、とても幻想的。

神秘的な情緒あふれるえんぶりを堪能するのにおすすめです。

 

お庭えんぶり・史跡根城えんぶり撮影会

お庭えんぶり

 

お庭えんぶりとは、その昔、地元の有力者の家に呼ばれて披露したえんぶりの名残りで、明治・大正時代の財閥の邸宅「更上閣(こうじょうかく)」の庭園で披露されるえんぶりです。

 

甘酒と八戸せんべい汁を味わいながら、昔の大旦那きぶんで、ちょっと贅沢にえんぶりを堪能するのもいいですね。こちらも有料チケット制。大変に人気があるので、早めのアクションが必要です。

 

カメラ愛好者に人気があるのが史跡根城えんぶり撮影会。日本百名城にも選ばれている根城の本丸主殿前で、ダイナミックな撮影をすることが可能です。

 

えんぶりマップはこちらから

八戸えんぶり 会場マップ

 

これ1枚で4日間のえんぶり情報が丸ごとわかる便利なマップです。

ダウンロードはこちらから。

 


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八戸えんぶりの歴史について

八戸えんぶり 田植え踊り

 

えんぶりが始められたのは、平安時代の末期から鎌倉時代の始めにかけての武将、南部光行(なんぶみつゆき)が奥州の地にやってきた頃です。

南部光行が奥州で初めてむかえる正月の祝いの宴会で、家来たちが喧嘩になったのを、農民の藤九郎(とうくろう)という人がとっさに機転を利かせて、踊りを踊ってその場を収めたのが起源だと言われています。

この時藤九郎が踊ったのが、農民たちの間で歌われていた賑やかな田植え歌で、柄振という農機具を手に持ち、田植えの仕草を模した田植え踊りだったことから、柄振(えぶり)が訛ってえんぶりと名付けられたと伝えられています。

 

八戸えんぶり

 

それ以来、この地方では旧小正月になるとえんぶりが行われるようになりましたが、明治維新の後になると、古きもの・伝統的なものを良しとしない風潮が高まり、えんぶりは一時禁止令が発せられました。

 

しかし時の有力者などから復興の気運が高まり、長者山新羅神社の神事として復活されることになったのです。

 

時とともに伝統的価値を尊重する時代となり、1979(昭和54)年に国の重要無形民俗文化財に指定され、現在に至ります。

 

八戸えんぶり

 

八戸えんぶりのアクセス、駐車場情報。

場所:八戸市中心街
住所:青森県八戸市内丸
電話:0178-41-1661 (公益社団法人八戸観光コンベンション協会)

地図:


公式HP:八戸えんぶり

電車の場合:JR本八戸駅→徒歩5分

車の場合:八戸道八戸ICから国道340号経由5km10分
駐車場:八戸えんぶりのための臨時・特設駐車場はありません。周辺の有料駐車場をご利用いただくことになります。

 

 

期間中の交通規制について

八戸えんぶりのえんぶり行列と一斉摺りにともない、中心市街地では下図のとおり交通規制が敷かれる予定です。

 

日時:2月17日 09:30~11:40ころ

※当日の状況にあわせて、時間は多少変更になる場合があります。特に終了時間については場所によって異なりますので、警察官・係員の指示に従って通行して下さいね。

 

 

赤=車両全面通行止め、緑=車線一部規制。

経路をクリックすると規制時間が表示されます。

 

お庭えんぶり、えんぶり公演チケット情報

 

夜の更上閣で、ちょっぴり贅沢にえんぶりを観覧できるお庭えんぶりと、ステージ上でスポットライトを浴びた勇壮なえんぶりを堪能できるえんぶり公演

 

どちらも非常に人気なので、観覧をご希望の方は早めにアクションして下さいね。えんぶり公演は当日券もあります。

・お庭えんぶり(甘酒・八戸せんべい汁付き)

販売開始:2017年1月11日(水)09:00~ 平日のみ

観覧料金:1席2,100円

その他 :全席自由席

詳細情報はこちら

 

・えんぶり公演

販売開始:2017年1月11日(水)~2月16日(木)

観覧料金:前売り券900円、当日券1,000円

詳細情報はこちら

 

例年の人出は4日間で約25万人、年々増加傾向!

八戸えんぶり 子供

 

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戸えんぶりの例年の人出は4日間で約25万人。

 

まだまだ雪深い2月の八戸ということで、観光客は八戸三社大祭(117万人)などと比べると比較的少なく、かつ非常に情緒があって穴場的であると言えます。

 

しかし観光客は年々増加傾向にあるので、言い替えれば今が旬!ということですね。

一足早い春を堪能しに、ぜひ八戸えんぶりにお出かけ下さい。

 

2月の八戸は平均気温マイナス0.5度、最低気温マイナス4度。

早春とは言え、まだまだ寒く、足元も滑りますので、防寒対策を万全にしてお越し下さいね。