季節お役立ち情報局

生活の知恵、雑学、役立つ知識が自然に身につく情報配信中!

*

春土用・夏土用・秋土用・冬土用の期間と食べ物。過ごし方は?

「土用」という言葉を知っていますか?

最初に思い出すのが「土用の丑の日」という方が、ほとんどではないでしょうか。

 

では春土用、夏土用、秋土用、冬土用というそれぞれの言葉は聞いたことがありますでしょうか。

あまり耳馴染みのない言葉かと思います。皆さんがよく知っている土用は夏土用のことになります。

 

それでは土用とはどういう意味か、また他にもまだ土用がありますが、それぞれはどんな意味なのか詳しくお話させていただきたいと思います。

・春土用とは?
・夏土用とは?
・秋土用とは?
・冬土用とは?

 

Sponsored Link

土用とはどんな意味?

土用の丑の日 文字

「土用」というものは、もともと中国の陰陽5行説から始まったものです。

陰陽五行説は木、火、金、水、土があります。

それをそれぞれ季節に当てはめて春は木、夏は火、秋は金、冬は水としていきました。

 

そこで土については、それぞれの季節の変わり目の期間に当てはめました。それが土用の始まりと言われています。

このことから土用にも春土用、夏土用、秋土用、冬土用と4回の土用の季節が来るわけです。

 

それではそれぞれの土用の時期や、それにまつわる食べ物や過ごし方について説明させていただきます。

 

春土用とは?

桜 春

 

春土用の期間はいつごろ?

5月6日頃に立夏があります。その立夏の18日前からが春土用の期間となります。4月下旬から5月初旬にあたりますね。

 

春土用におすすめの食べ物は?

春土用のおすすめの食べ物は「い」の付く食べ物とか、白い食べ物が良いと言われています。

例えば「いわし」「芋」「いんげん豆」「いちご」などですね。

 

春土用は寒くなったり暖かくなったりと、気候が変わりやすいので体調を崩しやすいとか、5月病で代表されるようなやる気が無くなりやすい時期と言われています。

そこでビタミンなどが豊富なものや良質なタンパク質が良いとされているのです。

 

春土用のおすすめの過ごし方とは?

春土用に限らず土用の期間にはしてはいけないことがあります。

土用とは陰陽五行説の土に当たることはお話ししたと思いますが、この期間土の神様と言われる「土公神(どくしん)」様が采配を取られることから、土に関わることをしてはいけないと言われています。

 

例えば、家を建てる時の基礎工事はこの時期はしないとかは、今でも守られているようです。

その他にも引っ越しや人生に関わる決め事などは、避けたほうが良いと言われています。

 

ただ18日間の中で「間日(まび))という日にちはしてもいいことになっていますので、その日を利用して土関係のことを行っているようです。

「間日」はそれぞれ土用によって違いがあり、春土用は「巳の日」「午の日」「酉の日」が間日とされています。

 

それでは春土用の過ごし方はどのようにしたらよいのでしょう。

春土用はたまった厄を浄化するという意味で、心や体をゆっくりとすることがおすすめのようです。

 

その他にも気分転換を込めて衣替えをした大掃除などして気分をすっきりさせるのも良い方法かと思います。

 


Sponsored Link

夏土用とは?

夏 緑

 

夏土用の期間はいつごろ?

8月7日頃に立秋があります。その立秋の18日前からが夏土用の期間となります。7月下旬から8月初旬にあたりますね。

 

夏土用におすすめの食べ物は?

夏の土用というとうなぎが思い浮かびます。

夏土用は「う」のつく食べ物とか、黒い食べ物を食べると良いと言われています。

 

例えば「うなぎ」のほかに「梅干し」や「瓜」、「うどん」とかですね。「瓜」には胡瓜(きゅうり)、西瓜(すいか)南瓜(かぼちゃ)などがあります。

 

なぜこのような食べ物が良いかと言われているのは、この時期は夏の暑い盛りで体力や食欲が落ちやすいときですね。

 

そんなときは栄養がたくさんあって精のつく「うなぎ」や、喉ごしの良い「うどん」、そして体の熱を覚ましてくれたり利尿作用の高い夏野菜を食べて暑い夏を乗り切ろうということです。

 

夏土用のおすすめの過ごし方とは?

夏土用の間日は「卯の日」「辰の日」「申の日」になります。

 

夏土用のおすすめの過ごし方は「土用干し」というのがあります。

この時期はジメジメとした気候の後なので衣類や書物などの虫干し、農家の方でしたら田んぼの水を抜くとか、が良いとされています。

 

秋土用とは?

銀杏 秋

 

秋土用の期間はいつごろ?

11月7日頃に立冬があります。その立冬の18日前からが秋土用の期間となります。10月下旬から11月初旬にあたりますね。

 

秋土用におすすめの食べ物は?

秋土用で食べると良いとされるのは「た」のつく食べ物とか、青い食べ物を食べると良いとされています。

「大根」「サンマ(青魚)」などですね。

秋の大根は甘く水分も多く含まれていますし、消化を助ける食べ物ともされています。

 

秋土用の時期は真夏の暑さや残暑の厳しさが終わり、もっとも夏の疲れがでやすい時期と言われています。

そうすると胃腸の働きは弱くなっていて、他の内臓にもかなりのダメージがあると思います。

 

またすぐ冬も来ますので、疲れを取ってなおかつ力を蓄えないといけないということになります。

 

秋土用のおすすめの過ごし方とは?

秋土用の間日は「未の日」「酉の日」「亥の日」になります。
秋土用のおすすめの過ごし方としては一番は休息を取ることです。

 

一年の中で一番心身ともに疲れている時期と言われています。

そして寒い冬を乗り越えるためには強い体づくりをしなくてはなりません。

 

ゆっくりとお風呂に入ったり、体づくりのためにも栄養のつくものをしっかりとそしてゆっくりと食べたりすることが良いと思います。

普段忙しく行動する方も少しテンポをゆったりとしてみてはいかがでしょうか。

 

冬土用とは?

冬 雪

 

冬土用の期間はいつごろ?

2月3日頃に立春があります。その立春の18日前からが冬土用の期間となります。

大体1月中旬から2月初旬にあたりますね。

 

冬土用におすすめの食べ物は?

冬土用で食べると良いとされるのは「ひ」のつく食べ物とか、赤い食べ物を食べると良いとされています。

「ヒラメ」や「トマト」などがあります。

 

冬土用の時期はインフルエンザなど風邪が流行っている時期です。体を温め体力をつけなければなりません

 

冬土用のおすすめの過ごし方とは?

冬土用の間日は「卯の日」「巳の日」「寅の日」になります。
外はまだ寒く風邪やインフルエンザが流行ったりしています。

体調の面ではしっかりと栄養の付くものを取りながらも、あまり負担のこないものを選ぶようにしましょう

 

また少しづつですが、春に向けていろいろな準備を始めても良い時期かと思います。

春になったらこんなことをしてみようとか、いろいろ計画などをたてたりと、前向きな気持を持って過ごすと良いでしょう。

 

「土用」は心と体の休息期間

紅茶 飲み物

 

【関連記事】
土用しじみの由来と意味。効能やレシピ。寒しじみとの違いは?
梅干しの土用干しの方法。時期や時間帯。雨や保存の仕方は?
土用の丑の日はいつ?うなぎを食べる理由や由来は?
うな丼とうな重の違い。ひつまぶしや蒲焼きは?値段や容器は?

 
「土用」ということについてそれぞれお話させていただきました。

ちょうど季節の変わり目に当たるのが「土用」となります。

 

暦などでしか知らなかった「土用」を、私達の体と心を支えてくれる大事な時期として過ごすことで、次の季節を過ごしやすくなるのではないでしょうか。